夫婦で共働きであれば男女平等に家事をする。
そんな流れがありますね。
そうは言っても今まで家事をやってこなかった男性にとっては急にできるようになるのは難しいです。
ここでは男性がどうやって家事に慣れていけばいいか私の体験と共に考えていきたいと思います。
形から入るのが好きな男たち
男性には何事も形から入る人が多いように感じます。
私もそんな一人です(苦笑)。
そういった特性があるということを理解した上で家事に慣れていく際にうまくその特性を活用しましょう。
筋トレ開始でやるのはジム契約
例えばあなたが体を鍛えようと思ったら最初に何をするでしょう。
私は筋トレ=ジムと考えてジムに入りましたが長続きしませんでした。。
他にもマラソンを始めるならウェアからみたいなパターンも少なくないのではないでしょうか。
形から入るメリット
物事を始める際、形から入るメリットはなんと言ってもそれ自体が楽しいことです。
新しい環境を整えたり、新品のウェアを着たりするのはワクワクします。
私は以前はよく釣りに行っていました。
新品のロッドやリールを買ったときには次に釣りに行くのが楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
新しいものを準備するのも使うのも両方楽しいんですよね。
それで釣れたら家族も喜ぶし最高だね。
形から入るデメリット
メリットがある反面、デメリットがあります。
それは形を整えること自体が目的になってしまうことです。
形を整えることが楽しく本来手段のはずの形を整えることにはまってしまうと本来の目的が達成されません。
ジムに入って満足して終わりといった私のような人は本来の体を鍛えることを忘れてしまっているわけです。
形から入る際は本来の目的を意識したいですね。
家事であれば自分の居場所ができたり、奥さんに「すごいね」と言ってもらえたりすることだね。
料理における形作り
家事の中でも少しハードルが高い料理における形作りはどうすればいいでしょうか。
自分のための道具たち
まずは自分が料理するときに使う包丁を準備するといいと思います。
マイ包丁なんて格好いいですからね。
私は自分が魚を捌くとき、果物を切るとき、刺身を作るとき用に3本包丁を購入しました。
魚の究極の血抜きの津本さんの影響で前2つの包丁は堺孝行包丁です。
初めて自分のために買った包丁なのですごく愛着もあります。
包丁を研ぐための砥石や砥石を固定する台も購入し、魚を捌く前には包丁を研いでいます。
いい道具は見ていても使っていても気持ちがいいです。
そのエネルギーが大事だね。
家族のための道具たち
料理だと家族のための道具もこだわることができます。
奥さん用の包丁の手入れ
奥さんが使う包丁自体は既にあると思いますので、その包丁を研ぐ砥石にこだわるのもいいと思います。
切れない包丁を使うと危ないので自分の包丁を手入れするのと一緒に奥さんの包丁を研いであげるといいでしょう。
我が家では自分用の包丁以外に魚以外を切る普段使いの包丁がありますが、魚を捌く前には一緒に研いでいます。
お皿や箸などの食器類
家族とも相談しながら食器を揃えるのも料理が楽しくなります。
こだわって選んだ食器に盛り付けすると食事の時間も楽しくなりますし、料理をしているときも楽しいです。
我が家には焼き物体験をしたときの平皿があり、刺身を盛り付けるのにいつも使っています。
作ったときの思い出と合わさって料理が一層美味しくなります。
コロナ禍で外食が少なくなったので家での食事にこだわると家族の満足度が上がります。
道具にこだわると会話が生まれる
料理の目的は家族に喜んでもらうことであったり、自分自身の居場所を作ることであったりするので、道具にこだわることで家族との関わりが増えるようになるとうまく回ります。
「この食器と今日の料理は合うね。」
「いい包丁を使ったからきれいに魚捌けたよ。」
「包丁研いでおいたから今までより切れるから気を付けてね。」
道具を通じて生まれた会話で家族との接点が増えた気がします。
家事に慣れるには楽しむこと
家事に慣れるまではうまくいかないことが多いでしょうし、奥さんに怒られることもあるかもしれません。
大事なのは少しずつ失敗しながらできることを増やすことですね。
諦めなかったら必ずある程度のレベルには到達できます。
家事をすることの目的を意識して楽しみながら着実に自分の居場所を作っていきたいものです。
最初からできる人はいません。
失敗は成功の母というからみんな失敗するものだよね。
自分の世界と家族の世界の両方で楽しむ
形にこだわって自分の世界を作り楽しむ。
その楽しさが伝わって家族と一緒に家事を楽しむ。
いいサイクルを作るためにもまずは形から入って家事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
家電選びも男性の方が得意かもしれませんね。
家事を楽にする家電を買うと喜ばれるね。
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